オタクはなぜすぐ好きな人間の真似をしてしまうんだ。
二丁魁がタイでカオマンガイを食べていた。
あれは辛い料理ではない。肉がのっている味のついた米! そしてなぜか添えられているきゅうり!(きゅうりってどのタイミングで食べるのが正解なんだろうね)私はタイ料理屋に行った時にすすんで食べる料理ではなかった。
「タイといえば、辛いもの!」
そう思っている私は、毎回カレーかトムヤムクンか、ヤムウンセン(「辛いはるさめ」と覚えているので今料理名を調べた)を頼む。家では激辛料理なんて作らないし、店で作られるもののほうがおいしくて辛い。
しかもタイ料理屋、なぜかタイ人が作っているところが多い。タイ人が辛くしてくれるなら任せてしまったほうが絶対いい。
しかし今日の私はタイ料理屋に行って、カオマンガイを頼んだわけだ。
辛いものを食べず、カオマンガイ!
この選択は正しいのだろうか……辛い料理食べたいってなりそう……など悶々と考えているとタイ人の店員さんが「カオマンガイでーす」と運んできてくれた。
私はさっそく白いご飯に肉を乗せて食べる。
カオマンガイ、うま〜〜〜〜〜い!!!
うまいけど、辛くな〜〜〜〜い!!!!
黙々と食事を進める。お肉が大きいから一口サイズに切りながら口に運ぶ。なんだか甘く感じる。
ミキちゃんと筆村さんが辛い食べ物がそこまで強くないからカオマンガイを食べているのかなぁと思うと、なんだかかわいい。これなら辛くないねぇ。現地のものがどんな味なのか知らんけど。
二丁魁がカオマンガイを食べてると聞けば食べちゃう。なんなんだろうね、この行動心理は。好きな人たちと同じもの食べたい気持ち。なんで真似しちゃうんだろうね。誰か教えてくれ。
そういえばぺいちゃんが「タイと日本は空が繋がってるからうんちゃらかんちゃら」って言ってたから、同じもの食べていたら実質ピクニックじゃん〜と思った。うちらピクニックしてるよ〜。(?)
そんなこんなで完食。
辛くはないけれど、おいしかったあ。
辛くないタイ料理、あるんだなぁ。
……次は辛いもの、食べたい!!