空色の生誕祭で泣いちゃった理由

ファンレターを書こうと思ったけど結局本人たちに読んでほしいというより、自分の気持ちをただ消化したいだけだなと思ったのでnoteに書く。
封筒だけ作って中身いつ書くんだ?って感じなんだけど、超〜可愛いのでいつかちゃんと手紙は出す。

先日、『筆村栄心生誕祭〜筆ちょ村おたんじょうび会♡in サンリオピューロランド〜』のSDカードが我が家に届いた! 嬉しい。
新体制になってから初めて見に行ったライブで、本当にいいライブで、現地に行った後もアーカイブを買って期間中は何回も再生した。
SDカードが届いてからもずっと見ている。
仕事中もずーっと。集中して見ると泣いちゃうので流し見程度に。

あの日はライブ中もずっと涙が止まらなくて、特に特典会の時にめちゃくちゃ泣いた。
泣いた理由が自分でもわからなくて、ピューロの帰りに友達に「涙が出る理由がわからない」とLINEした。
泣きながら電車に乗った。
家についてもずっと泣いてた。
次の日もふと思い出しては泣いてた。
泣き過ぎてバグったのかと思った。
でもなんとく理由がわかってきたので書き連ねていく。

 

1.(筆村さんにはオンライン特典会で伝えた)

ミキちゃんとぺいちゃんが『ずっと』や『一緒にいたい』を言わなくなっちゃったって私個人が感じていた時期があって、私はそれが少し寂しかったけど、筆村さんがたくさん生誕祭で『ずっと』や『一緒にいようね』を言っているを見て、またミキちゃんたちがそれにこたえる姿を見られて嬉しかったから。

2.

以前から二丁魁の「人に想いを伝えること」「人の気持ちを受け取ること」が感じられるライブが大好きだったから、みんなに伝われ〜って思いで泣いたり笑ったり胸をトントンとしながら一生懸命歌う筆村さんの姿と、そんな筆村さんに届け〜の気持ちで振られる空色のペンライト一つ一つが、私が好きだと感じた二丁魁だって思ったから。変わってないんだなって。

3.

自分を好きになるために、過去と今の自分を愛するために歌う人が新メンにもいたんだって思って泣いちゃった。
生誕祭で見せた筆村さんの弱くて脆くて、でも強くて優しくて、そういうのが全部愛しいなって思った。
言葉を詰まらせても、か細い声になっても、泣き顔を手で隠しても、一生懸命伝える筆村さんの言葉を否定する人は少なくともここには誰一人いないから大丈夫だよって言いたくなった。大丈夫。

ちゃんと見たのが生誕祭だったから、泣き虫の子なんだと思っちゃった。

4.

「言いたい事も言えないこんな世の中じゃん」を歌った後、袖にはけるひがさんが「楽しんでね〜またね〜」ってす〜ごく優しい声で言ってるのを聞いて、人に寄り添えるひがさんがたまらなく愛しいなって思った。
なんか、あの優しさが“日が紅”なんだなって思った。

5.

優しい新メン二人のことを、この一年間ずっと避けていた自分が情けなくて悲しくて泣いた。わかろうとしなかったこと、受け入れようとしなかったこと、自分の中で「知らないままでいい」と諦めていたことに、二人にもミキちゃんぺいちゃんにも申し訳なさ半分、後悔半分。

6.

きまるくんと白ちゃんがいないことを再認識して、もう本当に声もダンスも、何もライブで二人から受け取ることができないんだって思った。
もうとっくに気持ちに整理がついていたと思っていた脱退や活動終了の寂しさがわっと溢れた。

7.

ミキちゃんとぺいちゃんの顔見たら泣いちゃった。
なんか、特典会の時私なんも言えなかったし、ミキちゃんもぺいちゃんも最初言葉失ったみたいになんも言わないし、無の時間あったよね。
髪の毛どうした?って聞いてくるの、そりゃ私もミキちゃんとぺいちゃんの頭見て同じこと思ったよ。ミキちゃんは可愛い赤だし、ぺいちゃんは綺麗な金髪だし。可愛いねぇ。
覚えていてくれたことが嬉しかった。

8.

特典会中に「会いたかった」って言葉が出てきた自分にびっくりして泣いた。
一週間くらい前から特典会はどんな顔していこうかと考えていて、まぁ楽しく久しぶり〜みたいな感じでいられたらいいな〜って思っていたけど、いざ目の前にすると「会えたんだな〜」って気持ちがどんどん膨らんで。
「会いたかった」って思ってたんだなぁ〜って、自分の気持ちに全然気がついてなかったからびっくりしちゃった。

9.

きまるくんが脱退した時の「二丁目の魁カミングアウトの夢は、いつまでも自分の夢でもあります」の言葉、
白ちゃんが「メンバーが変わったり、形が変わったとしても、続けることを選んだメンバーを愛を持って受け止めてあげてほしいなと思います」の言葉を、やっと私もできたと思った。
私もきまるくんと同じように二丁魁の夢は私の夢でありたい。
白ちゃんの受け止めほしいというお願いには一年以上かかっちゃったけど。
筆村さんとひがさんはすごく優しくてあったかくて、
ファンのみんなのことすごく大事にしていて、
ミキちゃんとぺいちゃんのこと大事にしてて、
あと、二人とも自分の伝えたい気持ちを持ってる人達だと知りました。
その気持ちをすごく大切にしたくなったよ。
ミキちゃんとぺいちゃんはそんな二人のことすっごく大事にしていて、
ミキちゃんとぺいちゃんに大切な人が二人も増えたことが本当に、嬉しくて。
やっと同じ気持ちになれたって思えた。
すぐにできなくてごめんねぇ。

終わりに

九つもあった。びっくりだ。そりゃ二日間かけて泣く。
最初はなんで泣いてるのかも自分で分からなくて、でもそれを表に無理やり出さなくてもいいかなと思っていたからほっといていたんだけど。
でも涙が出るくらい自分の中に感情があるならそれは、私が一番最初に見捨てたら今回はダメなのかもって思って。

あの日の特典会は泣きじゃくって何も言えなかったけど、まぁそんな日もある。
また会えて嬉しかった。